VTIとS&P500の違い、どっちが儲かるか?
VTIとS&P500の違いやリターンに忘備録も兼ねて調べてみました。
S&P500とは?
ウォーレン・バフェットは言いました。
「投資に詳しくないならS&P500を買いなさい」
かなりアバウトですけど(笑)
S&P500は正式名称Standard & Poor's 500 Stock Index(スタンダード・プアーズ・ファイブハンドレット・ストック・インデックス)NASDAQに上場している代表的な500銘柄の指数です。
AppleとかGoogleとかAmazonとかもここに含まれていてアメリカを代表するオールスターズって訳です。
この指数に連動するETFや投資信託を買うとで間接的にこれらの企業に投資してリターンを得ていることになります。
このS&P500ですが逸話がありまして2007年に某ファンドが選出した5つのアクティブファンドとバフェットが推奨するS&P500の10年間のリターンを競いました。
結果はS&P500が大差をつけて勝利しました。
バフェットの主張はインデックス投資の優位性もさることながらアクティブファンドは運用報酬が高額であるが故に投資家にとって不利益が大きいということのようです。
僕流に訳すと
「おめーらヘッジファンドは客が勝とうが負けまいが高い手数料とって儲けてるだけじゃんよ!なら素直に低コストのETF買っときゃええんや!」
って言いたかったんだと思います(笑)
VTIとは?
VTIは正式名称Vanguard Total Stock Market (ヴァンガード・トータル・ストック・マーケットETF)と呼ばれS&P500より更に多く3600銘柄に分散投資できるETFです。
これはほぼアメリカ全土の企業に投資できることを意味します。
S&P500との違いはVTIは中小企業銘柄を含みます。
VTIは運用額1410億ドルを誇り世界でもトップクラスのETFです。
2001年の設定以来、年率7%のリターンがあり経費率も年率0.03%ですからバフェット先生も納得のETFですね。
実は最近ではアメリカのヘッジファンドも買い増ししてるようですよ(笑)
いまネット界隈で話題の楽天全米株式インデックスファンドはこのETFを毎月定額で買い付けることができる投資信託になります。
そんでどっちが儲かるの?
どうやらネットで調べてみるとVTIみたいですよ。(無責任)
リターンの大きい中小株を含むというのが理由です。
お手軽にETF同士のパフォーマンスをホームページから引っ張ってきました。
ETF同士の運用実績比較
※両者ともHPから2020年1月19日の実績を参照
BlackRockのiシェアーズ・コア S&P 500 ETF
- 設定2000年
- 設定来の年率は6.1%
- 経費率0.04%
- 設定2001年のが
- 設定来の年率は7%
- 経費率0.03%
ETFでみるとVTIがリターンで+0.9%、経費率で−0.01%と優勢となりました。
あれー何か前に調べたときはこんなに大差なかった気がするのに…
気がつけばリターンが1%近く差がついてますね。
てなわけで簡単ですが積立nisaやiDeCoをするのであればVTIを買付できる商品を選んだほうが懸命かもしれません。
というわけで今から始める人はVTIに賭けときましょう!(無責任気味)
ではでは(^^)/