新興国株式インデックスで勝てる気がしない・・・
私は生活費の全てを楽天カードで支払っています。
溜まった楽天ポイントで全米株式インデックスファンドを3985円購入。
今日もコツコツ積み立てていきます。
※利用ポイントに注目。楽天はポイントで投資ができます。楽天カード+楽天証券はオススメです。
それとeMAXISSlim新興国インデックスを売りました。
暫くマイナスになっていましたが、昨今の世界株高に引っ張られてプラスになったのが理由です。
まぁ1万円なんですが全てのリソースをアメリカ株式インデックスに注ぎたいのです(笑)
過去の新興国インデックスの動きはこんな感じで動いていました。
なかなか復調しませんでした。
ジグザグジグザグ…
購入時の2017年12月の基準価額が10650円だったのですがその後の調子が振るわず…
ジグザグジグザグ…
いつ売ろうか、いつ売ろうかとタイミングを見ていました。
2019年の7月から急激に回復して現在は基準価額が10912円になりました。
やっとプラスに戻りましたが、過去の勢いに戻ることはないだろうという判断のもと売ることにしました。
もう1つ声を大にして言いたいことがありまして…
人口増加国限定投信にも関わらずマイナスなのはなぜ?
これも早く何とかしたい…
この投資信託を購入し始めたのも2017年。
労働人口増加国限定と聞くと当時は上がる予感しかしませんでした。
その後のチャートは以下の通りです。
。
青い線が人口増加国限定ファンドの基準価額の推移。
分類平均に大きく劣後しています。
劣後しすぎてワニさんの口みたいになっています。
当時は楽天全米株式インデックスなどはなくどうしても新興国のスパイスが欲しくなっていたのです。
てか人口増加が経済の原動力じゃなかったんだっけ?(逆ギレ)
そんなもんでプラスになるほど甘くはないので運用報告書に目を通すと…
- 円に対して南アフリカランドとブラジルレアルが下落したこと
- 組み入れてる株式の価格が下落したこと
とあります。
そんなこと言われてもちんぷんかんぷんなのでゆっくり掘り下げて調べてみます。
地域配分をみるとブラジルと南アフリカが合わせて3割を占めていました。
通貨が下落した国の割合が大きかったのです。
そして両国の円相場は確かに…
ブラジルレアルは対円でこの投信を積み立てていた2017年から右肩下がりになっています。
南アフリカランドも対円でここ2.3年は右肩下がりのトレンドでした。
この投信信託の30%を占める両国の通貨の円相場が継続的に上昇していたために基準価格が落ちていったのが確認できました。
またこの両国は政治的に混乱期にあり国政が安定していないといった共通した特徴がありました。
例えばブラジルは大統領変えすぎ問題
2016年 ルセフ大統領
2017年 テメル大統領
2019年 ジャイル大統領
そして南アフリカは失業率高杉問題
2016年 25.4%
2017年 26.7%
2019年 27.5%
よく調べないと新興国は魔窟です。
まとめ
いやぁ新興国といっても色々あるんですね。
目論見書はちゃんと読まないといけません。
人口が増加するだけでなく政情が安定して国の基盤が固まっていることが優良な投資先の条件だと実感しました。
今後この「新興国株式インデックス 労働人口増加国限定」がプラスに転じることがあるとすれば南アフリカ、ブラジルが政治的に安定すること、先進国の投資マネーがこれらの国に流入することが必須だと思います。
マイナスのままは売りたくないな…